Don’t You See!
まだ整備途中の新ブログの、特にmixiへの自動同時投稿システムみたいなやつのテストを兼ねつつ、今日いちばん気になったニュースについてちょっと書いてみよう。
ZARDの坂井泉水さんの死去について・・・といっても、死の事情についてはよくわからないところも多いし、赤の他人だから遠慮するとして、坂井泉水という人について心覚えまでに。
ただ先にいっておくと正直、すごく好きだったとかじゃないんだ、ZARDに関しては。坂井さん個人にしても、何か話すところを見た覚えもないくらいだから、何を考えて生きてる人だったのかとかもあまり知らないし。
歌はそんなにはうまくなかった。作曲のクレジットに名前が出ているところは(あったのかもしれないけど)見たことがない。歌詞は書いていたようだけど、個人的にはそんなに特別惹かれるところはなかった。
でも、そういうところは丸々別にして、誰にも真似のできない空気を持っている人だった、と思う。
どんなに辛口な人でも、そこだけは認めざるを得ないんじゃないだろうか。ただ単に生得の爽やかな声があって、いろんな作曲家や編曲家、プロデューサーたちがその資質を生かして商売をした、というだけでは、あの空気は説明がつかない。
あんなに模倣しやすい音楽性もないはずだけど(違うかな?でもそんな気がする・・・)、「ZARDっぽい」音楽性のグループないし個人がスマッシュヒットを連発したというケースを僕は聞いたことがない。この15年余り、邦楽で爽やかな女性ボーカルといえば、そこに常にZARDの名前があった。
この日記のタイトルに拝借した『Don’t You See!』と、それに『永遠』という曲がとても印象に残っている。面影を思い出すかのように、歌い出しのワンフレーズが今日は何度も頭の中でリピートする。
結局、ファンでさえなかった僕の耳にこんなにも残っている、というところにあの人の、もしくはZARDというグループ(?)の非凡さがあったんだろうと僕は思う。
「Don’t you see! …」
寂しさを感じることがとても不思議なようでいて、妙に納得できてしまう感じ。いつの間にか、数え切れないほどの人の心に痕跡を残してるたぐいの歌手だったんだろうね。
死者にかけるのにふさわしい言葉なんかは、ファンでさえなかった僕には何もないけど。
いずれ折をみて、以前から借りそびれていたZARDのベストアルバムを聴いてみようと思う。